チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

Entries from 2019-01-01 to 1 year

ベト・ラオ国境を目指す

ムアンクアの船着き場 2号線の橋から吊り橋を遠望 吊り橋望遠 ムアンクワの通り、黄色の看板はGH ラオス国境の入管とオートバイ すまけいさん ベト・ラオ国境を目指す ■ムアンクア ラオス北部の町、ムアンクアはベトナムとの国境まで約60キロの地点にある。…

「嫌韓」から「嗤韓」へ

「嫌韓」から「嗤韓」へ ■共に地獄党先日、ユーチューブを見ていたら経済評論家の渡邉哲也さんがこう言っていた。「韓国のお陰で、講演依頼が引きも切らず、うれしい悲鳴を上げております」。彼の場合、講演料は1回100万円クラスだから、喜ぶのはムリもない…

ラオスの道は疲れる

高速鉄道予定図 ボーデンのトンネル工事、単線なのでトンネルの径は小さい 単線でこんな列車が走るのか? 軒下で雨宿り フォルツァを触りまくったおじいさん 国道2号線ラオスの道は疲れる ■小国ラオスラオスは日本には余り馴染みのない国だろう。正式な国名…

新ブログサービス、新カメラ

ニコン、COOLPIX P900 https://www.youtube.com/watch?v=kqVlKf-2jq8 自分で撮った満月 こんなに遠くからでも・・・・ 望遠だとこれくらいには写ります。 これも望遠で 許可を得てないから盗撮になるかも 新ブログサービス、新カメラ ■Hatenaブログへ移行200…

ボートレース観戦

イランチーム、カナダ人と記念撮影 やはりガタイが違う ウクライナからも 日本シニアチームの雄姿 上から2番目、青シャツが力漕する日本シニア 会場の空には龍に似た雲が。 ボートレース観戦 ■ドラゴンボート第14回世界ドラゴンボート選手権大会が8月20日か…

戦争の大義

戦争の大義 ■懺悔と平和の月8月に入ると、日本では懺悔、懺悔の日々が始まる。戦争は嫌だ、平和が大切です、などと子供にまで言わせる。広島、長崎、そして終戦記念日まで犠牲者を悼む毎日が続く。ついでに御巣鷹山の日航機事故犠牲者の追悼番組も加わる。事…

一人でベトナムへ

一人でベトナムへ ■不吉な前触れ思えば、「目指せ、ベトナム」ツーリングは何かに祟られていたと思う。6月はナーンの国境がバイク通過禁止になっていてラオスに入国できなかった。気を取り直して、再度、7月15日に出発したが、待ち合わせ場所であったラオス…

戦没者慰霊祭に参列

■慰霊碑前で今年も終戦の日にムーンサーン寺院で執り行われたチェンマイ戦没者慰霊祭に参列した。チェンマイはかつてランナー王国として栄えた歴史ある古都であり、古くからの寺院や遺跡の数々が点在している。チェンマイの歴史と共に歩んできたムーンサーン…

「つかみ」に惹かれて

「つかみ」に惹かれて ■「つかみ」は大切つかみにはいくつか意味がある。ここで言うつかみとは、「相手の気持ちを引きつけること。また、その事柄。お笑い芸人が観客を引きつけるために最初に放つ独創のギャグ。また、講演や説明会の最初に聴衆の関心興味を…

苦難の始まり

苦難の始まり ■ムアンシンからチェンライへ7月の初めにラオスを単独ツーリングした。初日、チェンコーンから友好橋を渡ってラオスに入り、290キロほど走ってルアンナムターに着いた。2日目は60キロほど離れたムアンシンへ。ラオスにはいわゆるコンビニはない…

一人暮し

一人暮し ■もう1年経った 昨日、8月7日が母の一周忌だった。人の死はごく日常的なことだし、その死を悲しむのはせいぜい1親等か2親等までの親族と、何人かの友人だけだろう。母の場合、年だったから女学校時代の友人はもういなかったし、町内会のお仲間も超…

ラオス単独ツーリング(3)

ラオス単独ツーリング(3) ■外国だが海外ではない ベトナムツーリングの予行演習として、7月1日から4日の日程でラオスに行ってみた。チェンライ県はラオス、ミャンマーと国境を接してているから、車で家を出ればその日のうちに「外国」に入ることができる。距…

7月にあったこと

7月にあったこと ■旅に出る このところ、以前に書いたブログを再録している。勘のいい人ならおわかりと思うが、旅に出ていた。懸案であった「めざせ、ベトナム、ハロン湾」計画がいよいよ始動して、7月15日から2週間の予定で家を離れていたのだ。旅に付き物…

徳義大国、日本

徳義大国、日本 2014年3月に書いたブログを一部加筆の上再録します。 ■非常時にこそ 中国や韓国がなんと言おうと、日本は国際秩序の中で然るべき地位を占め、尊敬されている国だ。これは英国国営放送BBCが毎年行っている国別好感度調査でもはっきり示されて…

ラオス単独ツーリング(2)

ラオス単独ツーリング(2) ■検問を通り抜ける スクータの保険を付保しないまま、国境からルアンナムターに向かう途中、検問に引っ掛かった。子供と言ってもいいような20歳前後のお兄ちゃんが寄って来て、かっこいいスクータだな、排気量は?、などと聞いてく…

心臓手術その後

心臓手術その後 ■払えるなら診ます。 2カ月前、5月21日にたまたま近くの病院で健康診断を受けた。そこで心臓の冠動脈狭窄が発見され、検査、即ステント手術ということに相成った。血管造影のためのカテーテルが入っている状態で、「このままでは危ない、手術…

ウズベキスタン追想

ウズベキスタン追想 2009年6月に書いたものを再録します。 ■古い歴史の国 タイ、チェンライの生活に慣れていくにしたがって、ウズベキスタン2年間の想い出も遠くなっていくように感じる。考えてみれば昨年の3月までタシケントで暮していたのだ。 零下20度…

ラオス単独ツーリング(1)

ラオス単独ツーリング(1) ■予行演習 約2週間の予定でNさんとハノイへ行こうと、6月26日に胸膨らませて我が家を出発した。しかしながらタイ、ラオス国境のナーン入出国管理所を通過することができず、あえなくツーリングは初日にして中止と相成った。その経緯…

参院選挙始まる

参院選挙始まる ■選挙結果を憂慮 7月4日に第25回参議院選挙が公示され、現在、活発な選挙運動が行われている。タイに在住する自分も長躯、200キロを飛ばしてチェンマイ日本総領事館に行き、投票しようと考えているが、どうも今回は力が入らない。というのは…

めざせ、ベトナム、ハロン湾

めざせ、ベトナム、ハロン湾 ■陸路ハロン湾へ Nさんがバイクでベトナムに行きませんか、という。いよいよ長年の懸案であったベトナムツーリングの実現か。Nさんとは5年前にラオス縦断、3年前にはチェンライから南部のチュンポーンまでほぼタイを縦断するツー…

チェントンバス旅行(最終回)

チェントンバス旅行(最終回) ■比較的健全な街 チェントンを旅したのは煙害に咽ぶ3月のことだった。チェンライより高地のチェントンに行けば煙害から逃れることができるかと思って旅に出たが、幾らかはましであったもののチェントンからの眺望も薄靄に包まれ…

老人は老人らしく

老人は老人らしく ■兄の帰国 昨年8月に母が亡くなって、介護ロングステイは終了した。兄と2人で引き続きチェンライでの生活を続けていたが、いよいよ兄がこの7月に片道切符で日本へ帰国することになった。ここ何年か、週のうち、2日はタイ語の個人授業、2日…

チェントンバス旅行(5)

チェントンバス旅行(5) ■温泉の続き 前回は何とも色っぽい温泉をご紹介した。もちろん女の子を呼ばなくても一人でも入れる。この温泉の源泉は1キロほど離れた田んぼの中にあった。5m四方のコンクリート製の熱水槽に熱湯が湧きかえっている。湯気が立ち上って…

プラユット首相再任

プラユット首相再任 ■2カ月遅れの首班指名 2014年にクーデタで政権を握ったプラユット首相は、軍政から民政移管のための総選挙を早期に行うと約束していた。その総選挙が5年経った今年の3月24日に行われた。下院の定数は500であるが、比例配分の議席が暫く…

結婚披露宴に参列

結婚披露宴に参列 ■披露宴へのお招き 5月のある日、Iさんから「ランパーンに住むYさんから結婚披露宴への招待が来たけれどどうします?」という連絡があった。ランパーンのYさんは在タイ30年、タイ人の奥様と仲睦まじく暮らしている。Yさんからはこれまで、…

皇統の危機

皇統の危機 ■皇室のない日本など 戦前、共産党の党員が日本であまり増えなかった理由の一つは、スターリン、コミンテルンの「天皇を暗殺せよ」の指示があったからという。スターリンにすればロシア皇帝も天皇陛下も同列だったのだろう。ロシアのツァーリや欧…

チェントンバス旅行(4)

チェントンバス旅行(4) ■市場見学続き チェントンはシャン族の他、クーン族、アカ族、ラフ族、ラロジ族、リス族、エン族など少数山岳民族が暮らしている。ランナー王国を開いたメンライ王の直系子孫である藩王(ソーボア)が13世紀から統治していた藩王国であ…

トランプ大統領の訪日

トランプ大統領の訪日 ■自分の時間が増えた 母が昨年8月に亡くなって、何が変わったかと言えば、自分の時間が増えたことが挙げられる。母がいた時はブアさんとよく買い物に行った。チェンライの市場、或いはスーパーに行って介護用品やら生鮮食料品を購入す…

チェントンバス旅行(3)

チェントンバス旅行(3) ■バスの窓から タチレクから左手を流れる川を遡るようにバスは山道を登っていく。時折、山岳民族の集落を通りずぎる。まだ茅葺屋根の家がある。もうチェンライのアカ族やラフ族の村のでは茅葺屋根の家を見ることは難しい。2002年に初…

邦人の死

邦人の死 ■本格的な雨季入り 雨季に入り、連日のように雨が降っている。ほぼ枯れかかっていた我が家の隠元豆も元気を取り戻し、蔓が伸び、葉が茂り、可憐な花をつけ始めた。草木ばかりでなく、北タイのブロガーも数カ月ぶりの驟雨におしなべて喜びのコメント…