チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

Entries from 2018-01-01 to 1 year

嬉しいニュース

嬉しいニュース ■大坂なおみ選手優勝 先週は関西へ台風21号が、そして北海道には震度7の地震が襲って多くの被災者が出た。でもその暗いニュースを吹っ飛ばすような嬉しい出来事があった。もちろん大坂なおみ選手のテニス全米オープン女子シングルスでの初優…

自然災害

自然災害 ■お見舞い申し上げます 先週は2つの大きな自然災害が日本を襲った。一つは4日、徳島県南部に上陸後、紀伊水道を通って大阪湾に入り、大阪湾に記録的な高潮を発生させた台風21号、もう一つは6日未明に発生した北海道震度7大地震である。被害にあわれ…

偏向番組

偏向番組 ■新聞とテレビの違い 新聞は誰でも発行できる。日本で「チェンライ‐日本新聞」を定期発行して「チェンライから左翼を弾劾する」という偏った内容を書き散らしても、発刊停止処分を受けることはない。事実無根の誹謗中傷で、被害者側から訴えられて…

タイでの交通取締り

タイでの交通取締り ■無免許運転の罰則強化 8月26日のニュースクリップから タイ運輸省陸運局は無免許運転の罰則を大幅に強化する方針だ。現行の1979年自動車法では、無免許運転の罰則は禁錮1カ月以下、罰金1000バーツ以下、免許不携帯の罰則は罰金1000バー…

感謝致します

感謝致します ■介護ロングステイ終了 8月7日に母が亡くなって介護ロングステイは終わりになった。1月前のブログでは、母の食欲が衰えないから100歳までは大丈夫とニイさんが言った、母が100歳まで生きたら息子はみな後期高齢者、悪くすれば逆縁ということに…

もとの暮らしに

もとの暮らしに ■8月は雨季の真っ盛り 先週からほぼ普通の生活に戻っている。朝はテニスに出かけて仲間と2セット、2時間弱コートを走り回る。シャワーを浴びた後はパソコンに向かってニュースを見たり、過去の写真を見て追憶に耽ったりして時間を過ごす。午…

火葬と骨上げ

火葬と骨上げ ■火葬 タイ人は一部の中華系の人を除いてお墓を持たない。タイ人も亡くなれば概ね火葬となるが遺骨、遺灰は山や川、海に散骨される。遺骨の一部または全部を、寺院の通路の壁や納骨堂の壁などに安置し、モルタルで塗り固めることもある。でもし…

タイで亡くなると

タイで亡くなると ■死に方で大きく異なる タイで死んだ場合、「病院や自宅で医師の診断のもと、死亡と判断された場合」と「密室での死亡など事件性が少しでも認められる場合」で遺体の扱いが大きく異なる。前者は病院内での死亡として主として病院が死後の手…

葬儀を終えました

葬儀を終えました ■一段落 脱出できたにも拘らず操縦機を人家のないところへ誘導して殉職した自衛官とか津波避難を放送で呼び掛け続けて自分は津波に飲まれた三陸の女性市職員のように語り継がれるべき死というものはある。でも母は市井の名もなき女性であり…

チェンライの珈琲(その5)

母の死去に際しましては多くの方からお悔やみメールを頂きありがとうございました。 10日(金)に荼毘にふしまして12日(日)に骨上げを行い、タイの葬儀は終わりました。日本で49日に合わせて葬儀を行うつもりです。まだブログを書く元気がありませんので、以前…

あざなえる縄の如し

個人的なご連絡で失礼します。チェンライに移り住んで9年半、我々、3人兄弟の絆であった母、中西エミが8月7日の深夜に亡くなりました。92歳と10カ月27日でした。これまで種々応援して下さった皆様に深く感謝いたします。 心に大きな穴が空いたようで、原稿を…

退院しました。

退院しました。 ■ ご心配をお掛けしました 母が大腿部を骨折し、救急車で病院に運び込まれたのが日曜日、翌月曜日の朝に手術をした。集中治療室に2日ほど居て、一般病室移って4日目、金曜日に退院となった。5泊6日だ。日本で高齢者が大腿部骨折で手術をした…

緊急入院

緊急入院 ■送別会 日本から戻って1月ほど経った。チェンライの毎日にも慣れ、昨日と同じ日が今日も、そして明日も続くのだろうと思っていたが、人生、常に平穏というわけにはいかない。生老病死は命の姿、世の中は何か常なる飛鳥川とやら。 そろそろ弟夫婦が…

タイのニュース

タイのニュース ■4連休 7月27日から30日までタイは4連休であった。内訳はというと27日(金)が アサラハブーチャ(三宝節)で祝日、28日(土) がカオパンサー(入安居)並びにラーマ10世現国王の誕生日で祝日、29日(日)は普通の休日、30日(月) はラーマ10世の誕…

介護ロングステイ9年6カ月

介護ロングステイ9年6カ月 ■老々家族 ここ2,3年、7月は高松から来る弟夫婦がチェンライに滞在しており、3人兄弟が揃う。弟夫婦は同じ団地内に1軒家を年間通して借りている。朝8時に我が家に母を見舞いに来る。弟の嫁さんが母の傍らに横たわって何かと話しか…

勝ち取った成功

勝ち取った成功 ■劣勢だった「水との闘い」 ベトナムに上陸した台風の影響でチェンライの週末は連日の大雨となった。この台風からくる温帯低気圧がが10日ほど早く北タイを襲っていたらタムルアン洞窟の13人は助からなかったかもしれない。まさに間一髪という…

美味しい上に量が多い

美味しい上に量が多い ■激太り 日本から戻って2週間以上になる。チェンライは雨季ではあるが毎日のようにテニスをしている。この年でそんなにコートに通わなくても、と思うのだがこれには訳があえる。 実は日本で食べるものが殊の外美味しく、また会食も多か…

琵琶湖を訪ねる

琵琶湖を訪ねる ■フィヨルドを想わせる 高校時代の友人が夫婦で奥琵琶に行ったという。いいところだから行ってみろよ、遠藤周作が北欧のフィヨルドみたいだと書いているよ。パヤオ湖には10回以上行っているが琵琶湖には一度も行ったことがない。浜名湖と違っ…

豪雨による被害

豪雨による被害 ■お見舞い申し上げます 活発な梅雨前線が引き起こした西日本豪雨により、死者、行方不明者は100名を越え、15府県では2万人以上の人が避難生活を余儀なくされている。亡くなられた方にはお悔やみを、被災された方にはお見舞いを申し上げるとと…

救出難航

救出難航 ■6日付タイ、ニュースクリップより タイ北部の洞窟遭難事故、救助作業中の潜水士死亡 タイのテレビ報道によると、サッカーチームのタイ人少年12人とコーチの男性が閉じ込められている同国北部チェンライ県の洞窟で、救出作業に参加していた元タイ海…

喜びに沸き立つタイ国民

喜びに沸き立つタイ国民 ■7月3日付産経新聞から 「おなかすいた」タイ洞窟の少年ら13人 救助の潜水士にはっきり答え 「おなかがすいた」。暗闇の洞窟で身を寄せた少年たちが答えた。発見を喜ぶ映像からは潜水士の興奮した様子がうかがえる-。タイ北部の洞…

チェンライに戻りました。

チェンライに戻りました。 ■祖国は素晴らしい 6月11日から30日まで日本に一時帰国していた。今回は昨年9月の帰国時にやり残した用があってそれを片付けに行った。それに帰国すればお目に掛かりたい方は沢山おられるし、天涯孤独ではないから息子や孫にも顔を…

介護ロングステイ9年5カ月

介護ロングステイ9年5カ月 ■過去ブログを読む このところ昔書いた珈琲関連の原稿を再録している。2009年の終わり頃の話だ。あの頃は母も元気で一緒に珈琲花園へよく行った。多少、とんちんかんではあるが珈琲店の常連さんやMさんと談笑していた。こちらに来…

チェンライの珈琲 その4

チェンライの珈琲 その4 旅行中につき2009年に書いた原稿に小見出しをつけ、加筆訂正の上、再録させて頂きます。 ■珈琲は生鮮食品 珈琲があまり好きでなかったのは、珈琲の苦味で胸焼けがしたり、気分が悪くなったことがあるからだ。しかし、こういった症状…

チェンライの珈琲 その3

チェンライの珈琲 その3 旅行中につき2009年に書いた原稿に小見出しをつけ、加筆訂正の上、再録させて頂きます。 ■100キロの豆が10キロへ 珈琲の実は一つずつ手で摘み取られる。慣れた人は1日に80キロくらい収穫する。Mさんの畑で取れる豆だけでは足りないの…

チェンライの珈琲 その2

チェンライの珈琲 その2 旅行中につき2009年に書いた原稿に小見出しをつけ、加筆訂正の上、再録させて頂きます。 ■珈琲好きに変身 基本的に自分は珈琲党ではない。スタバや喫茶店は人と待ち合わせるために入るのであって、珈琲を飲むためではなかった。それ…

チェンライの珈琲

チェンライの珈琲 旅行中につき2009年に書いた原稿に小見出しをつけ、加筆訂正の上、再録させて頂きます。 ■珈琲の始まり 珈琲の起源については二つの説が伝承として伝えられている。 1. エチオピアのカルディという名前のヤギ飼いの少年が、山中で珈琲豆を…

日本らしさとは

日本らしさとは ■スポーツ選手の活躍 このところ日本からのニュースはウンザリするものばかり。日本からではないがエンゼルスの大谷翔平君の活躍くらいが楽しみか。開幕連続3ホームランなど、余りこの手のニュースを報じない「アルジャジーラ」でも放映され…

シーテープ歴史公園(6)

シーテープ歴史公園(6) ■見落とし 3月に出かけた旅をまだ書いている。チェンライ市内で偶々出会った知人に、あれ、いつお帰りだったのですか?などと聞かれる。ブログにアップしている間はずっと旅をしていると思われるようだ。3泊4日、それほど長くない旅だ…

母と二人暮らし

母と二人暮らし ■珈琲を楽しむ 5月中旬から兄が約1月の予定で一時帰国している。弟夫婦は高松とチェンライを往復しているが、今は高松だ。母と二人で暮らしていて大変のように思われるかもしれないが、実際の介護作業はブアさんとニイさんに頼りきりなので、…